こんにちは！
埼玉県さいたま市の建築金物工事業者、有限会社ケー・エス・コーポレーションです。
東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の一都三県にて活動しております。
「アーク溶接ではどんな機器が使われるの？」
このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回は、建築金物製作で行われるアーク溶接の機器についてご紹介します。

溶接ワイヤー

溶接ワイヤーは、自動溶接や半自動溶接のアーク溶接機に使用するものです。
コイル状になっており、自動で供給されるため溶加材がなくなるたびに作業を止める必要がありません。
また、電極と溶加材の働きを担っているため、溶接したい材料に合わせてワイヤーを使い分けます。

ソリッドワイヤー

ソリッドワイヤーは、同質の材料でつくられています。
汎用性が高くさまざまなシーンで使われているワイヤーです。
価格も比較的安価なので、多くの現場で活用されています。
ヒュームやスラグの発生が少なく、主にMig溶接で使います。

フラックスワイヤー

フラックスワイヤーは、フラックスと呼ばれる粉が入っているワイヤーです。
主に、ガスシールドアーク溶接用で、ワイヤーによって原料や配合比率が異なる特徴があります。
酸化チタンをベースにしたスラグ系や、鉄粉を多く含有しスラグ形成剤を含まないメタル系があります。
フラックスワイヤーは、スラグやスパッタの発生が少なく、主にMag溶接で使われるワイヤーです。

溶接棒

溶接棒は、金属の芯材にフラックスが塗布されており、溶接棒ホルダに挟んで使用します。
昔からある被覆アーク溶接は、手作業で溶接棒を交換しなければならないため作業を中断する必要があります。
また、溶接棒は溶接方法や材質に合わせて、適切な製品を選ぶことが大切です。

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