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金属加工でアルミの溶接が難しいと言われている理由4選!

こんにちは!
埼玉県さいたま市に事務所を置く有限会社ケー・エス・コーポレーションです。
弊社は首都圏エリアにて建築金物の製作施工を手掛けております。
「なぜ金属加工でアルミの溶接は難しいの?」
このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
今回は、金属加工でアルミの溶接が難しいと言われている理由を解説します!

酸化しやすい

青
アルミは他の金属に比べて酸化しやすく、空気中に放置すると酸化被膜ができる特徴があります。
酸化被膜は金属の表面が酸化して作られる酸化物の膜です。
アルミの融点が660℃であり、酸化被膜は1300℃以上高いため、溶接に影響が起きます。
そのため、アルミの溶接では、事前に酸化皮膜を除去するなど対策をしましょう。

融点が低い

アルミはステンレスや鉄に比べて融点が低い金属です。
融点が低いため溶接熱に融けてしまうという弊害があり、アルミの溶接では母材がすぐに溶け落ちるでしょう。

歪みが生じやすい

アルミは熱伝導率の高い材質です。
そのため、熱によって歪みやすいという特徴があります。
熱伝導率が高いと熱が伝わりやすく、組織上の自由電子が活発に動くために歪みが生じます。

溶接割れが起きる

アルミは酸化皮膜に含まれる結晶水や大気中の水分を巻き込み、溶融金属中に水素が残留しやすいという特徴があります。
高い熱伝導率の影響により急冷凝固し、この際水素が過剰に含まれることで、金属内に小さな空洞が現れます。
そしてその空洞が溶接割れや溶接不良の原因となるのです。

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BEGINNER
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